【英語学習×漫画】「デスノート」「るろうに剣心」で多読を始めた理由
英語の多読を始めるとき、最初にぶつかるのが「何を読むか」という問題です。教材選びを間違えると、どれだけやる気があっても3日でページをめくらなくなります。実際、私はそれを何度もやってきました(詳しくは英語多読に挫折した3つの理由と対策に書いています)。
そこで今回 Langaku での多読を始めるにあたり、私が選んだのは 『DEATH NOTE(デスノート)』 と 『るろうに剣心』 の2作品です。この記事では、なぜこの2つだったのかを書いておきます。
選んだ基準は「すでに日本語で読んで、面白かった作品」
2作品に共通しているのは、学生時代に夢中になって読み、その面白さが記憶に強く残っていることです。選定基準は事実上これ一つでした。
英語学習用の教材を選ぶとき、普通は「語彙レベル」や「文法の難易度」で選びます。でも私の場合、過去に挫折した原因は難易度ではなく「続かないこと」でした。だとすれば、優先すべきは難易度より「自分が最後まで読むと確信できるか」です。
知らない作品を英語で読むのはストレスが大きい
まったく知らない内容の漫画を英語で読むのは、正直かなりストレスがかかります。「話が分からない」のか「英語が分からない」のか、自分でも切り分けられないからです。
読んでいて意味が取れないとき、それが語彙のせいなのか、展開を見落としたせいなのか判断できないと、いちいち前のページに戻ることになります。これを繰り返すうちに読む速度が落ち、面白くなくなり、開かなくなる——これが私の典型的な挫折パターンでした。
一度読んだ作品なら「英語が分からない」だけになる
一方、すでに日本語でストーリーを把握している漫画なら、この問題が起きません。分からない箇所が出てきても、原因は英語だと確定しています。だから止まらずに読み進められる。
あらすじがざっくり頭に入っていれば、多少英語が分からなくても内容を推測しやすいのも大きなメリットです。これは多読の基本原則である「辞書を頻繁に引かない」「分からない箇所は飛ばして読み進める」を、意志の力ではなく条件のほうで満たしてしまうやり方だと言えます。
『DEATH NOTE』を選んだ理由
『DEATH NOTE』は、多読のスタート作品として非常に相性が良いと感じています。
- 心理戦・サスペンス要素が豊富で、続きが気になる。つまり「読む理由」が勝手に生まれる
- 現代を舞台にしているので語彙が実用的。出てくる単語がそのまま日常や仕事の英語に近い
- ストーリーの牽引力が強く、気づくと数十ページ進んでいる
実際に読み切ったときの手応えはLangakuでマンガ多読20万語達成!デスノート完読の効果と気づきにまとめました。
『るろうに剣心』を選んだ理由
もう1作の『るろうに剣心』は、『DEATH NOTE』とは方向性の違う学びがある作品です。
- 時代劇特有の表現に触れられる
- 日本文化に関わる事柄が英語でどう説明されているかを知ることができる
- 言葉づかいがキャラクターの性格そのものになっているため、翻訳の工夫が見えやすい
この「翻訳の工夫」は想像以上に面白い部分でした。たとえば主人公・緋村剣心の一人称は、英語版でどう処理されているのか。その話は漫画多読で40万語達成!Langakuで気づいた翻訳の違いとは?で詳しく書いています。
2作品を並行して読むと飽きにくい
現時点では、この2作品を並行して読み進めています。1作に絞らないのは、雰囲気の違う話を行き来したほうが飽きにくいからです。
現代劇に疲れたら時代劇へ、緊張感のある展開が続いたら別の作品へ。「今日は読む気がしない」という日を作らないための、ちょっとした保険のようなものです。
この記事を書いた時点で、約19万語まで読み終えることができました。ここまでの感想と、さらに読み進めるなかで感じた変化については、以降の記事で報告していきます。
まとめ:教材は「難易度」より「最後まで読めるか」で選ぶ
英語多読の教材選びというと、つい自分のレベルに合った難易度を探しがちです。ただ、途中でやめてしまえば難易度が適切でも語数はゼロです。
それなら、多少背伸びしていても「自分が確実に最後まで読む作品」を選んだほうがいい。私が『DEATH NOTE』と『るろうに剣心』を選んだのは、そういう判断でした。
これから多読を始める方は、「昔読んで面白かった漫画」を思い出してみてください。それが、あなたにとって一番挫折しにくい教材である可能性が高いです。
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